英文法の参考書はどれがおすすめなのか?志望校レベル別に紹介!【+英文法ポラリス】

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じゅんじ@元予備校講師

月に最大20万人が訪問する関西最大級の大学受験メディア「関関同立net」の管理人。 大阪梅田在住の20代。 職歴はみずほ証券→三井住友海上→予備校講師→サイト管理人 予備校講師として得た知識を当サイトで発信中。

管理人のじゅんじ(@kansaijuken)です!

英文法の参考書は何をやればいいのかを迷っている受験生は非常に多いですね!
学校から配られたNextStage、Vintage、スクランブルでいいのか?という質問を受けます。

今回の記事では、志望校に応じた英文法の参考書を伝えていきます!

■目次

日東駒専&産近甲龍レベル(偏差値50以下)
MARCH&関関同立レベル(偏差値60程度)
早慶上智&国公立レベル(偏差値65程度
総評

■日東駒専&産近甲龍&センター試験レベル(偏差値50以下)

日東駒専や産近甲龍などの偏差値に至っていない場合、文法が固まっていない事が多いです。
きちんと文法さえ固めて英単語を知っていれば、偏差値は50超えます。
なので、文法を疎かにせずにきちんと勉強をしていきましょう。

おすすめは、世界一わかりやすい英文法・語法の特別講座です。

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この参考書は問題数は少ないのですが、従来の英文法教育を真っ向から否定し、英語の本質を得ることができる参考書です。
現在の英文法参考書の中では、最も解説が丁寧で、受験生がわかりやすいように研究されている参考書です。
現在形という受験生が当然理解しているであろう文法にも本質的な考えは存在し、これまで抱いていた暗記英語から解放されます。
是が非でも手に取り、何度も解説を読むことで自分の血肉にしてほしい考え方です。

そして、この参考書の解説が自分の中でもうマスターできたと感じたならば、NextStageかVintageかスクランブルを、どれでもいいのでやりましょう。

おすすめは
Vintage>スクランブル>Nextstageですね。

NextStageは一番解説が雑でわかりにくいです。

ただ、どれもかなりの問題数なので時間がかかりすぎます。
なので、世界一わかりやすい英文法・語法の特別講座を終えたならば、関正生の英文法ポラリス[1 標準レベル] [ 関 正生 ]がおすすめです。

 

2017年7月22日に発売される関先生の参考書です。
関先生の英文法の参考書は、先程の参考書でお墨付きですが、問題数が物足りないのが唯一の難点でした。
その私が感じていた不満は、この参考書の出版の知らせを聞いただけでなくなってしまいましたね。
志望校レベルの問題だけやろうという問題集です。
すごく効率的ですね。
ネクステなどの参考書は網羅しすぎですからね。ネクステやヴィンテージの発展問題なんかはかなり難しいので、正直やる意味のない受験生も多かったんです。
志望校別に勉強したほうがいいに決まってますから、この参考書は確実に買いです。

 

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■MARCH&関関同立レベル(偏差値60程度)

偏差値を60程度を目指すのならば、かなり細かい英文法の知識が必要ですね。
これまでインプットした知識がどんな形式の問題になっても取り出せるようにならなければいけません。
アウトプットが重要なんですね。
なので、ランダムに問題が出題されている参考書がおすすめです。
英文法の問題というのは、何を問われているのかをはっきりとさせる能力も重要なんですね。
(例:自動詞か他動詞、品詞の種類、語法など)

おすすめはランダム演習セレクト600ですね。

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英文法ファイナル問題集とよく比べられる1冊なんですが、そちらよりも良い出来です。
レベル別に問題が分けられているので、ファイナル問題集の標準編と難関大編をミックスさせたような参考書です。
問題は別冊なので使いやすく、解説も詳しくてとてもわかりやすいです。
センター試験~難関私立大学・国公立二次試験まで対応しています。
表紙もかっこいいですね。
ただ、ファイナル問題集があるのならば、そちらでも構いません。

関先生の英文法ポラリスでもOKです。

 

ちなみに、関関同立ならば関西大学と同志社大学は英文法の問題はないのでやらなくてOKです。

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■早慶上理&国公立大学レベル(偏差値65程度)

早慶上智や二次試験で英文法の問題演習が必要な学部の受験生のみ解いておくべき参考書を紹介します。
特に、早稲田大学はかなり高いレベルの英文法問題が出題されています。
そして、難関大学になるほど英文法は正誤問題か整序英作文問題が多いです。
なので、過去問を見て、英文法問題の形式別に対策するのが良いでしょう。

正誤問題はスーパー講義 正誤問題がおすすめです。

 

正誤問題に特化した参考書はこれくらいですね。
この参考書に記載されている問題をやっておけば間違いなく合格点を狙えます。
注意しなければならないのは、正解だけを覚えるのではなくてなぜ他の選択肢が選べないのかもきちんと考えてくださいね。
それをしないと何の意味もないですよ!

整序英作文は精選600ですね。

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600問も普通にいらないんですが、整序英作文が苦手な受験生の多いこと多いこと。
そんな受験生にやってもらいたい参考書ですね。
解説は河合塾らしい解説で、英文構造や語法の説明はしっかりとしています。
ただ、知らない語法や細かすぎる文法に出会った時の、問題への考え方の解説は少ないです。
なので、この問題集を用いて、どう考えれば答えにたどり着けるのかを学校の先生や塾の講師に聞いたほうがいいかもしれませんね。

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■総評

joshi
英文法の参考書はかなり問題集によって解説に差があります。
ただただルールのみを伝える英文法の参考書は、初学者がいくら問題をこなしても暗記に頼らざるを得ません。
英文法の暗記ほど辛いものはありませんし、英語が嫌いになる元凶です。
多くの日本人が英語嫌いになったのも、暗記英文法のせいでしょう。
英文法は暗記分野ではありません。
きちんと、文法にはルールがあります。
他の国の文法を知ることこそが、多文化理解に繋がるとも考えています。
ぜひ、上記に上げた参考書を仕上げてみてください。
貴方の英語が変わるはずです。

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