モンキーマインドを捨てたら受験にも役立つ

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じゅんじ@元予備校講師

月に最大20万人が訪問する関西最大級の大学受験メディア「関関同立net」の管理人。 大阪梅田在住の20代。 職歴はみずほ証券→三井住友海上→予備校講師→サイト管理人 予備校講師として得た知識を当サイトで発信中。

予備校講師のじゅんじ(@kansaijuken)です!

モンキーマインドって知っていますか?
あんまり聞き慣れた言葉ではありませんよね。
でも受験生や受験生の親は知っておいて損はない言葉ですよ!

■目次

モンキーマインドとは?
受験生はモンキーマインドを捨ててしまおう
どうやってモンキーマインドを捨てるのか?4選まとめました
何も考えるなってこととはぜんぜん違う

■モンキーマインドとは?

モンキーマインドとは、日本語訳で「猿の精神」。
猿のように、目に入ったものが次々と気になってしまう状態のことです。
つまり、色んな情報に惑わされて、心がかき乱されてしまうことを指しているんですね。
今の情報化社会にこの症状に陥っている人間はたくさんいますね。
そしてこのモンキーマインドって、受験生にかなり当てはまるんです。
いろんなことが気になって仕方ない。
勉強以外に、友達関係、恋愛、家族等様々なことにかき乱されてしまいますよね。
勉強のことでも、英語をやらなくちゃいけなかったり、数学の問題で悩んだり、理科も社会も国語の時間も必要、さらに塾のことや他の子との成績なんかも気になる。
ほんと、悩みはつきません!

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■受験生はマンキーマインドを捨ててしまおう!

このモンキーマインド、持っていても仕方ありません。
もう捨ててしまいましょう。
雑念は勉強の邪魔にしかなりません。
塾講師として私は数年働いてきましたが、色んなことを考えて雑念を持っている受験生は志望校に合格しない人が多いです。
物事はシンプルに考えるのが良いのです。
あれこれ色々なことを考えるよりも、自分に必要なことだけを考えることが大事なんですね。

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■どうやってモンキーマインドを捨てるのか?4選まとめました

以下に方法を4つまとめました。
この4つの方法を実践すれば、モンキーマインドから開放されますよ!

・自分の「今」していることだけ考えよう
自分の今していることだけを考えましょう!
英語をやっている時間は英語のことだけ考えればよいのです!
今、目の前のことだけに集中することで、効率性が抜群に上がります。
勉強以外にも、食事のときは食事のことだけを考えたり、家族と話しているときは家族とのことだけを考えるのです。
そうすることで、様々なことを考えてしまうモンキーマインドを捨てることができます。

・不必要な情報は遮断しよう
世の中には様々な情報があります。
インターネットで探せば、色んな勉強法や受験の情報が転がっていますよね。
まさしく世はまさに大情報時代です。
多くの情報を吸収することは大事なんですけども、どうしても疲労が溜まってしまいます。
受験生にとって、勉強だけでも大量の情報を脳にインプットすることになります。
その勉強以外の情報を沢山頭の中に入れてしまうことで、疲労が脳に溜まってしまうのです。
脳というのは、自分が思っているよりもかなり疲れやすいものです。
自分にとって不必要な情報は遮断するようにしましょう。
この遮断力なんですが、以前書いた記事で、「今でしょ」の林先生が東大に受かる子供に必要なスキルとして紹介した遮断力と同じ考えですね。

・スケジューリングしてくれるパートナーを見つける
勉強のスケジューリングは他の人にやってもらったほうがいいです。
自分でスケジュールを考えるから、モンキーマインドとして他のことも気になってしまうんですね。
ならば、他の人にそんな面倒なことをやってもらえれば良いんです。
企業の社長が秘書をつけるようなものです。
社長は面倒なスケジューリングを秘書に全部やらせることで、時間を作り、自分にとって大事なことだけをやっていくんですね。
なので、受験生も同じように、他の人にスケジューリングをしてもらいましょう。
今話題なのは、スタディサプリの合格特訓プランですね。
コーチを付けて、自分のやるべきことを全て決めてもらうことができます。
何をすればよいのか全部コーチが言ってくれるんで、モンキーマインドの解消には最適です。
これなら、余計なことを考えずに自分の勉強に集中できますよね。
コーチは、親や兄弟、近所の人とかでもいいですよ。
ただ、受験に精通している人が良いですね。

・他人は気にしない
他人を気にしだしたら、いつまでたってもモンキーマインドは解消されません。
他人なんてどうでもいいんですよ。
自分に必要なことだけに時間を使いましょう。
自分に英単語が足りていないならば、英単語の暗記に時間を使えばよいだけなんです。
友達はもっと難しい参考書をやっているとか、もう偏差値が60あるとか、心底どうでもいいんです。
他人の成績が上がろうが下がろうが、自分の学力には一切関係ありません。
他人を気にしていいことなんて一つもありませんよ。

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■何も考えるなってこととは全然違う

モンキーマインドにおいて注意してほしいことがあります。
それは、モンキーマインドを捨てるというのは、何も考えるなということでは無いということです。
あくまでも、効率を上げる手段であり、休息方法なんです。
やはり、自分で物事を考えるというのは重要なんです。
言われるままに、ただ勉強をするのではなく、今の自分に必要なことだったりを見つける必要はあるんです。
例えば、「この参考書が終わったら次はこれをやってと言われたからこれをやる」ではだめなんです。
きちんと、「自分は関係代名詞の問題をよく間違えるから、対策できる方法や良い参考書を教えて欲しい」とコーチに伝えるんです。

言われたとおり従うのではなく、無駄な考えや時間を減らすために他人を使うのがコツです。
自分にとって有意義なことを考える時間は非常に重要ですよ。
なので、物事は、自分に取って有意義なのかをきちんと考えて、邪魔だと思ったら思い切ってやらないでおきましょう。
月額10,000円もしないでそんな悩みを捨てられるのでスタディサプリはすごく良いですよ。

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参考書籍:世界のエリートがやっている 最高の休息法

参考サイト:雑念が疲労を呼ぶ──モンキーマインド解消法世紀の悩みモンキーマインドとは、その悩みを解消する2つの原始的な方法