同志社大学がコスパ良すぎる件について【高学歴】

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じゅんじ@元予備校講師

月に最大20万人が訪問する関西最大級の大学受験メディア「関関同立net」の管理人。 大阪梅田在住の20代。 職歴はみずほ証券→三井住友海上→予備校講師→サイト管理人 予備校講師として得た知識を当サイトで発信中。
受験生
関関同立の中でも一際目立つ同志社大学について教えてください!
予備校講師じゅんじ
では、今回の記事で、同志社大学についての私の見解を伝えよう

関西の受験生は同志社大学を目指すべきだ。
同志社はコスパが良すぎる。
なぜ予備校講師である私(@kansaijuken)がそう感じたのかを4つ発表していく。

目次

 

①完全に高学歴扱い

同志社大学は今や多くが認める高学歴の象徴となった。
関東人に聞けば、「同志社大学は有名」「西日本で唯一知っている大学」「京大落ちがいくところ」というイメージだ。
実際に、同志社大学出身の芸人カズレーザーはクイズ番組などで高学歴芸人としてもてはやされている。
関東人からすれば、関関同立などの括りは聞いたことがなく、同志社大学のみ有名大学として扱われている。
私が関東の企業に就職したときも、多くの関東人は関西大学と関西学院大学は知らず、立命館と同志社は知っていた。
最近は同志社大学の偏差値も上がってきたが、未だイメージが先行し、まだまだ偏差値も55~60の学部がほとんどだ。
時折、早稲田大と同程度の難易度だと勘違いしている受験生も少なくないが、早稲田は偏差値が65~70
だ。
全く次元が違うのである。
イメージの割には、偏差値はまだまだ低く狙い目である。

②就職で困らない

同志社で就職の学歴フィルターに引っかかることは殆ど無い。
国営の企業に入社しようと思えば、私立の大学生は全く入社できなかった。
しかし、同志社大学ならば入社は可能である。
例えば、日本銀行にも去年は4人も入社している。
文系学生にとっての人気企業、みずほフィナンシャルグループには45名、三菱UFJ東京銀行にはなんと50名も入社している。
この数字は他の関関立では絶対に出せない数字である。
間違いなく、私立大学の中では、有名企業に就職できる割合が高いのだ。
関西の難関国立大学である神戸大学経済学部や経営学部だって、学生数は少ないハンデはあるが、日本銀行に就職していない。
明らかに、同志社は偏差値の割に、就職実績が良く、名だたる企業に就職している人数が多いのだ。
ちなみにこの記事を書いている私の新卒で入社した企業はみずほフィナンシャルグループである。
関西での採用で最も多くの人数を取っていた大学は圧倒的に同志社大学であった。
関西大学や関西学院は男性の採用では見当たらなかった。

③試験は3科目で受験可能

こんなに就職実績の良い同志社大学だが、私立大学なので3科目で受験可能だ。
英語と国語と社会(数学)で受験可能なのだ。
特に、数学がいらないまま受験できるのが大きい。
数学は、簡単に成績が伸びる教科ではない。
多くの受験生が苦しむのだ
その大変な数学がいらず、高学歴がゲットできるなんて奇跡だ。
コスパが良すぎる。

もちろん、他の私立大学である早慶等にも言えることだが、それでも他の難関大学よりも試験問題が簡単である。
例えば慶應義塾は小論文試験も課されている。
同志社は正真正銘英語と国語と社会(数学)の3科目受験のみである。
3科目受験の大学では最もコスパが良い。

④国語が簡単すぎる

同志社がは国語が簡単すぎるのだ。
現代文など、国語が苦手な受験生でもマークセンスの部分は満点を狙うことができる。
言い過ぎでも何でもない。
実際に、模試では偏差値40台であった私の塾生でも、少しコツを教えれば、同志社の現代文ではマークセンスは満点を取ることができた。
同志社の現代文は、本文にきちんと書いてあることのみを問題として聞いてくるのが同志社の現代文なのだ。
きちんと現代文の解き方を勉強すれば、難なく解ける。
解き方の習得は、出口先生の参考書がおすすめだ。
ちなみに古文だって全く難しくない。
立命館のほうがよほど難しい。
関関同立の中でも、国語が最も簡単なのが同志社なのだ。
但し、記述問題があるので、注意は必要。

総評

以上の理由から、同志社大学はコスパが良すぎると伝えた。
正直、変に地方国公立に行くくらいならば、同志社大学へ行っておけば良い。
同志社のほうが全国的にも有名だ。
しかし、関西の高校の先生は、未だに国公立至上主義である。
騙されてはいけない。
無理に国公立にいくくらないならば、同志社へ行っておいたら良いのだ。
就職だって同志社で困ることはないし、同志社ならば優秀な仲間も多くできるだろう。
そして、学生時代は自分の好きなことに時間でも使ったほうがよほど有意義な生活を送ることができるだろう。