じゅんじ@元予備校講師
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元予備校講師のじゅんじ(@kansaijuken)です!
私が塾運営をしていたとき、いろんな塾オーナーの方と話す機会があり、塾に関する経営リスクについての話をたくさんしました。
なので、それなりに私は塾運営のリスクについては詳しいです。
けれど、意外とリスクについては全く考えたことのない塾オーナーの方が多いのも事実です。
なので、塾関係者、特に塾オーナーの方のために、今回の記事は塾のリスクをわかりやすくまとめてみました!
ぜひ、参考にしてみて下さい!
目次
塾にはどんなリスクがあるのか?
リスクは業種により多岐に渡ります。
実際に塾を運営していた私の経験や、他の塾オーナーの話を聞いて洗いざらい塾にあるリスクを考えてみました。
無作為にリスクを羅列しても見づらいので、①塾生②従業員③財産④経営の4つに大きく分けてみました。
塾生のリスク
・火災事故
→校舎内で火災事故が発生し、多数の塾生が負傷をしてしまう。
・風災、雪災事故
→台風の影響で通学中の塾生が転んで負傷をしてしまう。
・水災事故
→大雨により、塾生が濡れた床で滑って転んで負傷をしてしまう。
・盗難
→塾内で生徒のカバンがまるごと盗まれてしまう。
・地震、津波
→地震がおき、倒れた本棚の下敷きになり死亡してしまう。
・交通事故
→通塾中に車にはねられて死亡してしまう。
・施設の欠陥
→椅子のネジが緩んでいて、座った生徒がひっくり返ってしまい負傷してしまう。
従業員のリスク
・火災事故
→隣のテナントで火災事故が発生し、従業員が逃げ遅れ、負傷してしまう。
・風災、雪災事故
→自転車で通勤中の従業員が、台風の影響で転んでしまう。
・盗難
→従業員のスマートフォンが盗まれてしまう。
・地震、津波
→地震による建物の破壊で、負傷をしてしまう。
・交通事故
→マイカー通勤中に、追突事故をおこしてしまう。
・施設の欠陥
→塾内の時計が落ちてきて、頭部を負傷してしまう。
財産のリスク
・火災事故
→放火にあってしまい、塾内にある机・参考書・パソコンが全て焼けてしまう。
・風災、雪災事故
→塾の看板が雪の影響で外れてしまう。
・水災事故
→水濡れにより、塾内にある参考書やテキスト・机が使えなくなってしまう。
・盗難
→塾内の参考書やテキストが大量に盗まれてしまう。
・破損事故
→従業員が誤ってパソコンを落としてしまう。
・地震、津波
→地震により校舎が全壊してしまう
・労働災害事故
→長時間労働が原因で脳梗塞となり、後遺障害が残ってしまう
経営のリスク
・火災事故
→火災事故により、営業活動ができなくなってしまい保護者に訴訟されてしまう。
・風災、雪災事故
→塾の看板が台風で飛んでしまい、通行人に当たって負傷させてしまい訴訟されてしまう。
・労働争議
→従業員・アルバイトを不当に働かせすぎたことによる損害賠償請求を受けてしまう。
・盗難
→個人情報をまとめてあるパソコンが盗まれて、塾生の機密情報が流出し、流出した人数分にお詫びの品を送らなければならない状況になる。
・地震、津波
→地震による大損害で、経営を維持することができなくなる。
・コンピュータ事故
→パソコンにウィルスが感染し、機密情報が漏洩し、塾の信用を無くす。
・施設の欠陥
→机の間に空間があり、塾生が指を挟んで怪我を負い、管理者責任が問われてしまう。
・管理責任賠償
→塾生が走って他の塾生を怪我させて、管理者も責任が問われてしまう。
・使用者責任賠償
→従業員が業務のせいで鬱になり、従業員の保護者から訴訟を起こされる。
・雇用慣行賠償
→塾内で従業員がハラスメントを行い、管理者責任を問われ訴訟される
さらに、上記で述べたリスク以外にも、まだまだ多くのリスクがあります。
塾オーナーの皆さんは様々なリスクを常に想定して、塾経営をしなければならないのです。
リスクにどう対応すべきなのか?
上記で述べたリスクで、自身の塾でも起こりそうなリスクはありましたか?
おそらく、多くの塾オーナーの方が、自分の塾でいつでも起こり得るリスクだなと感じたのではありませんか?
むしろ、何のトラブルもなしに塾を経営している方のほうが少ないのかもしれません。
では、塾オーナーの方はこのようなリスクになんの対策もできないのでしょうか?
事故が起こらないように祈ることしか出来ないのでしょうか?
もちろん、答えはNOです。
塾オーナーとしては、リスクマネジメントをきちんと行っていけばいいのです。
リスクマネジメントとは、起こり得るリスクを洗いざらいチェックし、それらのリスクに対処していくことです。
そして、リスクマネジメントとして、最も有効的なのが、保険です。
どんな保険に入ればいいのか?
塾の保険で最も有名なのが「塾総合保険」ですね。
大手の損害保険会社で取り扱っている人気の保険です。
塾生の怪我やオーナーの損害賠償にも対応できる補償内容で、100名程度の塾生でも年間数万円程度の保険料で加入することができるんです。
なので、まず第一に、塾総合保険への加入をおすすめします。
しかし、塾総合保険に加入するだけでは、上記で述べたリスク全てに対応することは出来てはいないんですね。
なので、塾保険に入ったら塾オーナーはもう安心!という簡単なものではないのです。
近年は塾業界も業界再編ということで、塾にも様々な形態があります。
よって、リスクは塾によって様々なんです。
やはり、きちんと個別でプロに相談をするのがベストでしょう。
信頼のおける保険代理店に相談してみましょう。
もし塾の保険でご興味のある方がいらっしゃっいましたら(@kansaijuken)までDMをいただくか、下記のお問い合わせフォームにてご連絡下さい。
大阪限定でご相談承ります。