【物理参考書】予備校講師が立命館大学に合格するために必要な参考書まとめてみた

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じゅんじ@元予備校講師

月に最大20万人が訪問する関西最大級の大学受験メディア「関関同立net」の管理人。 大阪梅田在住の20代。 職歴はみずほ証券→三井住友海上→予備校講師→サイト管理人 予備校講師として得た知識を当サイトで発信中。
受験生
理系で立命館大学志望です!
物理を選択しているので、勉強法を教えて欲しいです!
元予備校講師じゅんじ
理系にとって、物理という科目はとても重要な科目ですよね。
勉強法に悩む受験生が非常に多いのも事実です。
今回の記事では、立命館への物理の勉強法を紹介しましょう!

元予備校講師のじゅんじ(@kansaijuken)です!

立命館志望の物理選択のすべての受験生へ

「物理って先生が何を言っているかわかりません。」

「教科書・参考書を読んでもちんぷんかんぷん。」

「数学は結構できるのに物理は、、、、、」

入試科目で物理が必要だからがんばっているけど物理に対してネガティブなイメージを持っている受験生は多いですね。

今回の記事ではそんな悩めるあなたのために、物理のおすすめの参考書勉強法をお教えします。

この記事を読んでから入試までの間、今回の記事に記載されている勉強法をしっかり守って栄冠を勝ち取ってください!

 

理系にとって「物理」は合格の要

理系学部を志望する人にとっては、物理が合否のキーポイントになることも少なくありません。
にもかかわらず、物理の勉強に悩んでいる人が多いようです。

しかし、あなたのまわりにも物理が大好きで大得意!という人もいるわけです。
そういった人たちは、物理を勉強する上でのコツのようなものをつかんだのでしょう。
それはどのようなものでしょうか?
記事の最後にお教えしますので、ぜひ最後まで読んでみてください。

どの大学を受験するにしろ、物理は理系にとってきわめて重要な位置を占めています。
また、晴れて志望校に入学後も、理系学部であれば物理学は程度の差こそあれ必ず必要とされる科目なのです。

物理から逃げたい。

そんな受験生にぜひ読んでもらって、物理を得意科目にしていってもらいたいです。

今回は立命館大学理系の物理対策・おススメ参考書について記事にしました。
さあ、この記事を読んでから入試までの間、しっかりと勉強し、物理を得意科目にして栄冠を勝ち取りましょう!

立命館大学の入試方式について

理系学部は理工学部 情報工学部 生命科学部 薬学部 の4つの学部がありますね。
理系学部のキャンパスは滋賀県、琵琶湖の南東にある「びわこ文化公園都市」の一角にあります。
頭文字をとってBKCと呼ばれています。

立命館大学理系の一般入試は以下のように多様な方式になっています。

全学統一方式
薬学方式
センター併用方式
学部個別配点方式
グローバル方式(情報工学部)
後期分割方式 3月実施

近年、私立大学は全国的にどの大学も、入試形態が複雑化多様化しています。
そのため出願に当たっては細心の注意が必要ですね。

上に上げたように立命館大学も受験チャンスが多いので、どうしても立命館大学へ! という人はいろいろな受験形態を研究しましょう。
最後に、日程や形式については必ず大学入試要綱等で確認してください。
立命館大学の公式ページにも記載されていますので要チェックです。
何度も確認したり、学校や塾の先生にも確認してもらってくださいね!

立命館大学の物理の出題傾向について

例年、物理の問題は誘導穴埋め形式です。
時間は80分です。
記述式とマーク選択式が混在しています。
記述式でも解答欄に答えだけを書くことがほとんどなので、途中の計算ミスは命取りになります。
速く正確に計算する練習が必要です。

また、物理の問題文は非常に長いため時間内に読み取る読解力・対応力が要求されます。
難易度は標準的ですが、中にはかなりの思考力や計算力を必要とする骨のある問題も含まれます。

骨のある問題を出す大学では、受験生が問題集でみたこともない問題が出題されることもしばしばあります。
見たこともないような問題に対処するためには、まずなんといっても基礎的な原理が理解できているかがカギとなります。
公式を丸暗記するような勉強法では対処できないことを心に留めておいてください。
式を暗記して当てはめるのではなく、式そのものを導くことができるように日ごろから意識して勉強すべきです。

出題分野・データ分析

立命館大学の物理の試験は大問3問からなります。
分野については過去6年間からのデータでは、3問中2問で、力学 電磁気学 は必出です。
これは他の多くの大学でも似たような傾向ですね。
この2分野は完璧にマスターしなければいけません。

力学について

立命の試験で目立つのは、エネルギー、運動量 ですがどの力学分野も満遍なく出題されていることですね。
力学はエネルギー・運動量はじめとして、どの単元も物理学の基礎中の基礎です。
そのため、物理の他分野にも密接に関係します。
必ず何度も何度も参考書の問題を解き、完璧に理解できるようになってください。

電磁気学について

コンデンサー 回路 ローレンツ力(フレミング)に関する問題が目立ちます。
電磁気分野においても基礎は力学ですね。
したがって、力学については特にしっかり理解するべきです。
力学を理解したあとは、電磁気学の分野のオーソドックスな問題が多いですね。

残る1問ですが

2019年–熱
2018–熱
2017年—原子物理
2016年–波動
2015年–波動
2014年–波動

という出題になっています。

以前は波動(光学が多い)が多かったのですが、ここ3年は出題されていません。
熱がこの2年連続で出題されていますが、2017年には原子物理が出題されており、戸惑った受験生も少なくはなかったでしょう。

今後ですが、力学、電磁気学は、かわらず出題されると考えられます。
残りの1問については、いろいろな分野から出題される可能性があります。
苦手分野のないように準備すべきです。

原子分野について

原子分野は勉強しなくていいと思っていますか?
2017年に原子分野が出題されたので、その考えは甘いかもしれません。

出題された原子物理分野の問題は、内容自体は基礎的でした。
しかし、特に公立高校の多くの現役受験生は、原子物理を高校3年生の秋に学習することが多くなっています。
そのため、学習の時間が十分取れないことが多く時間切れのまま入試に臨む受験生が多いのが現状です。

原子分野は今後、いろいろな大学でますます取り上げられると考えられます。
内容は、ここまで学習してきたのなら特に難しくはないはずです。
最後まで息切れすることなく学習してください。
浪人生は原子物理分野に関しても十分な準備をしているはずです。

本当に時間がなく、他の教科の勉強に時間が取られるようならば、無視してもいいかもしれません。
しかし、十分出題されるリスクがあることは知っておきましょう。
もし原子分野がノー勉の状態で試験に出題されたら、合格は厳しいです。

出題データ

全学統一方式(理系)物理
2019年
電磁気 コンデンサー 直流回路
熱 サイクル 熱効率
力学 斜面上での運動

2018年
力学 斜方投射された物体の運動 円運動
熱 気体の状態方程式,ボイル・シャルルの法則
電磁気 コンデンサー 直流回路 交流回路

2017年
力学 斜方投射された物体の運動 単振動 エネルギーと仕事
電磁気 電場・電位・電気力線
原子 光電効果

2016年
力学 エネルギー 運動量・力積
電磁気 ローレンツ力
波動 光学

2015年
電磁気 コンデンサー フレミングの法則
力学 力のモーメント
波動 波の性質 光学

2014年
力学 運動方程式 エネルギー 運動量 円運動
電磁気 ローレンツ力
波動 光学

立命館物理の勉強法とおすすめの参考書

まず知っておいて欲しいのは、物理の学習の基本は教科書で十分です。
教科書をしっかり読み込み、授業に集中しましょう。

あせって難しい問題集に取り組むよりも教科書の内容がわかることを重視しましょう。
しっかり考えてわからないところは先生に聞きに行きましょう。
基礎力を徹底すること、これが応用力を身につけるための第一歩です。
こうしたことは立命館大学に限ることなく、どこの大学入試においても同じです。

教科書が難しくて理解できないという方は、参考書は「橋元物理を初めからていねいに」がおススメです。

「橋元の物理を初めからをていねいに」は初学者には抜群におすすめの参考書です。
物理に使用する公式を丁寧に説明し、イメージで捉えるような工夫されています。

しかし、時々この参考書に書いてあることがさっぱり理解できないという方がいますので、そんな方には「宇宙一わかりやすい高校物理 」をおすすめしますね。

問題集としては、一般的な入試対策として定評のある「物理のエッセンス」がおススメできます。

「物理のエッセンス」は教科書・参考書などで基礎を一通り終えた後に取り組むと良いでしょう。
とくに力学編はかなりおススメできます。
教科書だけでは対応が難しい問題に対するコツのようなものが身につきます。

さらに、「良問の風」をしっかり繰り返していきましょう。

問題集の「良問の風」はそれほど難しい問題はありません。
むしろ、一般的で素直な問題が多いのです。
基礎的なことを固めた後、このレベルの問題集をしっかりこなすことができれば多くの大学の入試問題に対応できます。
最低2週は繰り返したいところです。

「良問の風」が2週できれば、後は赤本で過去問対策をして、立命館大学特有の長文に慣れていきます。

時間内に終えることができるように練習しましょう。
一通り終えても最後は教科書です。
法則名、人名など細かいところも忘れずに学習してください。

立命館大学の物理では、「良問の風」を超える問題集、例えば「名問の森」「重要問題集」等までは特に必要ないでしょう。
しかし、「さらに上のレベルを目指す人」や「物理が好きで物理関係の学科を志望する人」はぜひトライしてください。

このレベルでは暗記では到底太刀打ちできません。
しっかりとした思考力を要求される問題が多くなっています。
しかし、克服することができれば格段の応用力が身につきます。

最後に

物理は高等学校での単位数がどの学校でも比較的少ない傾向にあります。
特に、これはカリキュラムの自由度が低い公立校で顕著です。

また、物理の内容についても今まで自分の感じていた自然観と違うので戸惑うことが多いようです。
例えば、「質量」と「重さ」について
質量・・・物体がもっている量 単位はkg
重さ・・・質量に比例する。物体に働く重力の大きさ。 単位はkg重 や N
質量1 kgの物体にはたらく地球上での重力を1 kg重とし、それは9.8 Nである。
月面においても質量は1 kgで変化しないが、重さは約6分の1になる。

いままで、重さも質量も同じよう感覚でいたのに物理の授業で違うのだ、といわれて戸惑った人も多いのではないですか?
他にもこのような事例が多く、しかも物理の最初の段階でたくさん出てきます。

力の概念のところでは、外力と内力、作用と反作用などはかなり高度な内容なのです。
他にも、古典力学におけるエネルギーと運動量の概念などは100年近く議論が続きました。
これは科学史では活力論争として有名です。
こういった基礎概念は数百年という歳月をかけて作られ議論されてきたもの多いのです。
つまり実際ところ、高校生にとって物理の基礎概念というのは身につけるのはかなり難しいのです。

そうしたこともあってか、
・物理の授業がわからない
・問題集を何週もしたけどやはり無理
・数学より難しい!
などとけっこう不評なのが現状です。
その原因はこういった基礎的概念の習得のしにくさにあるのです。

冒頭に掲げた、物理学学習のコツはなにも特別なものではありません。
残念ですが、これといった特効薬や魔法のような方法もないのです。

物理が大好き・大得意という人たちはたった一つのことをしただけです。
それは、上記にあげたような「基礎を最重要視して根本的な意味を理解すること」につきます。

しかし、これはそれほど難しいことではありません。
あなたがもし、基礎の徹底理解に力を入れることができれば、最初は苦労しても学習していくにつれ加速的に物理の学習が進みます。
さらに物理は楽しく、新しい驚きの世界をあなたに見せてくれるでしょう。
これがコツといえばコツになります。

立命館大学は、知名度、ブランド、就職のどれをとっても他の大学に引けを取らない関西の有名私立大学です。
立命館大学の志望者も多く、難易度、入試倍率ともに厳しいことで知られています。
しかし、理系学部に限っていえば、滋賀県にキャンパスがあるためか、関関同立の中ではやや人気が落ちる印象です。
立命館大学を志望する人にとってはチャンスかもしれません。
物理を得点源にできれば合格はグッと近づきます。
がんばりましょう!

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