大岩のいちばんはじめ英文法【超基礎文法編】を評価してみた

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じゅんじ@元予備校講師

月に最大20万人が訪問する関西最大級の大学受験メディア「関関同立net」の管理人。 大阪梅田在住の20代。 職歴はみずほ証券→三井住友海上→予備校講師→サイト管理人 予備校講師として得た知識を当サイトで発信中。

予備校講師をしている管理人のじゅんじ(@kansaijuken)です!

インターネットには、山ほどの参考書レビューがあります。
しかし、どれもこれも評価はバラバラで胡散臭い。
Amazonの評価なんて結構めちゃくちゃですよね。
それもそのはず、参考書は、ほとんどが受験生がレビューしているのです。
高校生や受験生のレビューじゃ、自分のレベルにあってないと、ダメな参考書って思ってしまいがちです。
なので、多くの参考書レビューが、中立ではないなと思っております。

そこで、私が本格的なレビューを作りたいなと思いました。
私は参考書、かなり詳しいです!
特に英語!
かなりの参考書を読んできました!
大学受験のプロの目線から、きちんと参考書をレビューしていきたいなと思っております!

そんな記念すべき第一回のレビューは

大岩のいちばんはじめ英文法【超基礎文法編】 (東進ブックス 名人の授業) です!!

ダウンロード (1)

目次


【おすすめ度】
★★★★★☆ 星5つ

【難易度】
★★☆☆☆☆ 星2つ

 

当ブログレビュー

・講義系の参考書なのでわかりやすい!

問題集というよりは、予備校の先生のわかりやすい授業をそのまま文字や絵に落とし込んだ参考書。
問題数は少ないのだが、各項目を英語例文などを交えて説明してくれている。
全部で0~25講ある。
21講くらいまではほとんど中学範囲の復習。
22~23で比較、24~25講で仮定法をする。

初心者には本当におすすめ!

英文法が嫌い!
中学レベルからわからん!
という人はこの参考書からやりこみましょう!
ただ、中学のころ、まったく勉強していないor偏差値40台の高校に通っている 受験生はこの参考書では難しすぎます。
この参考書には、「これでわからなかったら終わり」という文言がありますが、そんな受験生いっぱいいます。
気にしないようにしましょう。
あくまでもこの参考書は大学受験生向けです。
もしこの参考書でもわからないところが多いのならば、中学生向けのドリルからやりましょう。

解説がわかりやすいしとても丁寧

解説はとても丁寧です。
品詞って何?って人は必ずこの参考書の0講をよんだほうがいいですよ!
わかりやすく解説してくれてます!
ほかの講義もめちゃくちゃわかりやすいです。
特に、24講の仮定法の説明は初学者にもわかるように、工夫して作られています。

全然受験生レベルの学力にはならない!

この参考書が終わってもまだまだ全然英文法力は足りません!
なのに、センター・中堅大レベルまで対応していると表紙に記載されています。
この対応表を見た受験生は、これさえやれば中堅大学の英文法レベルはOKだと思ってしまいます。
全然そんなことないです。
いくらなんでも中堅大学をなめすぎでしょう。

これが終わってもネクステは無理!

大岩の英文法を終えたら、ネクステージなどの問題集に取り組む方がとても多いです。
けど、そのルート、ちょっと待ってください。
かなりの確率で苦労します。
まだまだ、問題集に手を出せるレベルではないはずです。
まずは、今井の英文法などに進んでもいいと思います。
今井の英文法は講義系の参考書です。
大岩の後にやるならば、より一層英文法の本質がわかるのではないでしょうか。

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